脳と腸をよい状態に保つことを最優先で生活し、いかに代謝を落とさずに減量するか。今年つくづく、心身ともに理解した。とても良い減量だった。
去年の大会前は大苦戦した。
それまで得意だった減量が、いつも通りにやっているのに上手くいかない、なぜ、焦る、大会は近づいてくる、カロリー減らす、1000kcalにしても減量が進まない。
その焦りとカロリー不足で一度に多く食べてしまったり、トレーニングを更にハードにしたり、食欲と疲労との戦いだった。
疲労とコルチゾールで代謝が落ち、脂肪が燃えにくく、塩分の排出機能も弱まり、常に身体がむくんでた。
いつも通りにやっていても減量が進まなかった背景には、
私が環境による変化(引越し、トレーナーを目指して二度の転職)に心身が追いつかなくなり、ミスや緊張が増え、そういう自分自身にストレスを感じていたことがある。
そのストレスの影響を受けて、脳と腸は完全に疲労して正常な機能を失っていた。
だからそれまで成功してきた減量をしても、ベースがストレス下にあるから、減量の経過や結果は全く違うものとなった。
その頃はまだ発達障害や脳についても知らなかったし、本を読んだり調べたりしていなかったから、何がどうなっているのか、自分がどんな状態にあるのかわからず、混乱するばかりだった。
たくさんの人が、ダイエットに興味を持ち、成功したり失敗したりしている。
脂質制限が合う人もいれば、糖質制限が合う人もいる。運動する人も、しない人もいる。
でもどんな人でも、脳や腸が元気であることが、ダイエットをする上で大前提だと私は思うし、脳や腸を元気にしておくということは、
ダイエットにとどまらず、
ダイエット以上に、
長く長くこの先の一生を、幸せに年を重ねていくために、
自分自身に尽くせること、
自分への労わりや優しさなんだと思う。
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